我が家は、両親が毎年梅干しを漬けていましたが、梅酒を作っているのは見たことがありません。
どんなサイズの梅酒瓶を使ったら良いのでしょう?調べてみましたよ。
梅酒瓶サイズ
梅酒を作るときの瓶の大きさの目安は「梅の量×4」です
梅250g:1リットル瓶
梅500g:2リットル瓶
梅1kg:4リットル瓶
梅2kg:8リットル瓶
ということになります。
ホワイトリカーやウォッカを入れるから容量の大きい瓶が必要になりますが、梅干しや梅ジュースの場合はお酒が入らないので梅の量の倍の大きさの瓶を用意しましょう。
梅酒を作るときの瓶は密閉式の瓶を選びましょう。
発酵するので密封式でないものを選ぶのですが脱気機能付きの密封瓶ならOKということになりますね。
口は広いほうが洗浄や消毒がやりやすいし、梅の取り出すときも簡単です。
「果実酒専用」でなければいけないということはありませんが、溶ける可能性のあるプラスチック製ではなくガラス製もものを使用してください。
煮沸消毒のやり方
煮沸消毒とは、熱湯の中で煮ることです。
小さい瓶なら煮沸消毒するのは容易ですよね。
- 中性洗剤を使ってキレイに洗う
- 鍋に水を入れて、瓶とフタを入れる
- 沸騰してから10分間程度煮沸し続ける
- 鍋から出して乾燥させる
ジャムの瓶等を煮沸するときと同じですよね。
大きな瓶のときはそうとう大きい鍋が無いと出来ませんよね。
それでもどうしても熱湯で消毒したい!という場合のやりかたです。
- 中性洗剤を使ってキレイに洗う
- ぬるま湯を入れて瓶を温める
- 熱湯を入れて瓶を回して消毒
- 乾燥させる
いきなり熱湯を入れると割れてしまう可能性があるので最初はぬるま湯を入れて温めてから熱湯を入れましょう。
アルコール消毒のやり方
ガラス以外の瓶やパッキンの付いた瓶、熱湯を入れると割れてしまう瓶の場合はアルコールで消毒しましょう。
梅酒用の瓶は耐熱ガラスではないものが多いと思うんですよね。
アルコール消毒
- 中性洗剤を使ってキレイに洗う
- しっかり乾燥させる
- 消毒用エタノールで拭く
中性洗剤によって除菌され、乾燥させることで滅菌効果も期待できます。
さらにエタノールも使っているので梅酒を作って長期保存しても腐敗したり劣化する可能性はほぼ無いでしょう。
それでも心配ということなら、梅を漬けるときのホワイトリカーはアルコール度数35度のものを使うと良いです。
涼しい場所に保管します。
冷蔵庫で冷やすと梅エキスの抽出に時間がかかります。

梅シロップの作り方は?
梅シロップ(梅ジュース)を作る場合、氷砂糖を使うとシロップになる前に梅が傷んでしまうことがあります。
なので白砂糖を使用したほうが良いかと思います。
梅1kgなら白砂糖も1kgです。
なるべく空気を入れないように砂糖・梅・砂糖・梅と重ねていきますが、最後は砂糖で終わるように入れて行きます。
出来上がったら麦茶を入れるような瓶に入れ換えて冷蔵庫に入れておくことをオススメします。
梅シロップの梅は取り出すの?
梅酒の梅は入れっぱなしにすることもありますが、梅シロップの梅は取り出したほうが良いです。
梅酒はお酒が入っていますが、梅シロップにはお酒は入っていません。
梅酒はアルコールでカビや発酵を防いでくれますが梅シロップは梅を入れていることで腐敗につながります。
梅シロップが完成したら取り出しましょう。
梅の状態や気温などによって違ってきますが、梅がしわしわになって梅のエキスが出切ったら完成です。
早ければ10日ほど、遅くとも1か月あれば出来上がります。
瓶をゆすって確認しましょう。
取り出した梅の使い道
梅ジャム
梅ゼリー
梅パウンドケーキ
梅ヨーグルト
などに使ってみてはいかがでしょう?
梅ジャムは、熱湯に入れ柔らかくなったら種を取り除きフードプロセッサーでピューレ状にしたらグラニュー糖を入れます。
簡単で美味しいですよね。