こんにちは。NORIです!
『NORIのブログ』
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お正月が過ぎたら鏡開きですよね。
子供のころは毎年、家でお餅をついていたので(機械ですけど)鏡開きのときには、カビが生えていたの思い出します。
鏡開きとは
鏡開きは毎年1月11日に行われるお正月の行事のことです。
お正月の行事とは関係なく、結婚式の披露宴や、優勝祝賀会などのお祝い事で、酒の樽を木づちで叩く儀式も鏡開きと言いますね。
鏡開きの酒の量はどれくらい?
鏡開きの酒樽は、
- 1升(しょう)樽
- 2升樽
- 5升樽
- 1斗(と)樽
- 2斗樽
- 4斗樽
など、いろんなサイズがあります。
鏡開きのときに使用するマスには、お酒が1合(180ml)入ります。
招待客が10人なら10合(1800ml=1升)のお酒が必要です。
招待客が100人なら100合(10升=1斗)のお酒が必要ということになります。

<一般的な樽のサイズ>
- 5升樽:縦、横、高さ各30cm程度
- 1斗樽:縦、横、高さ各40cm程度
- 2斗樽:縦、横、高さ各50cm程度
- 4斗樽:縦、横、高さ各65cm程度
酒樽には、樽の中間に中板が施されて底上げされた形状の樽もあります。
2斗樽の底上げの場合は、実際の中身は1斗樽分が入っているということになります。
鏡餅と披露宴は関係あるの?
お正月の鏡餅は歳神様へのお供え物です。
歳神様はお正月に訪問してきて、1年間災いや不幸から守ってくれるとされている神様なんですね。
松の内が明けたら、家長が家族や奉公人に、歳神様が宿っていた鏡餅を分け与えていました。
鏡餅の由来は、「鏡には神様が宿る」とされていて、丸いお餅の形状が銅鏡に似ていることから「鏡餅」と呼ばれるようになりました。

鏡開きが1月11日なのは?
お正月にお供えした鏡餅を割って家族に分け与える鏡開きは一般的には1月11日とされています。
年神様がいらっしゃる松の内(1月1日~1月7日)が明けた11日に鏡開きをします。
※ 松の内を15日とする地域は、鏡開きを15日または20日に行う場合が多い。
昔は二十日正月といって、20日に鏡開きを行っていました。
ところが徳川三代将軍・徳川家光が慶安4年4月20日に亡くなったため、月命日の20日を避けて11日になったという説もあります。
鏡餅の鏡開きと、披露宴などの樽酒の鏡開きは同じ「鏡開き」と言いますが、関係はありません。
この2つは全く別のものですが、どちらも健康や幸福を願うという根本的なところは同じなんですね。
鏡餅を切らずに割る理由は?
鏡餅はお正月の間、歳神様が宿ったものです。
それを包丁で切るのは縁起が悪いと考えられていたため、木づちなどで叩いて割るんですね。
鏡開きといえば「お汁粉」ですが、このお汁粉などの小豆を使ったものは縁起の良い食べ物で「小正月」などでも食べられます。
小豆は邪気を払う食べ物とされていて、お赤飯などのおめでたいときにも使われますよね。

お祝い事の鏡開きの意味は?
披露宴や祝賀会などのお祝いのイベントでは定番の行事とされていますよね。
日本の武家から発祥した「運を開く」という意味が込められた神事なんですね。
酒樽のフタを木づちなどで割りますが、この酒樽のフタのように平らで丸い形をしているものは「鏡」と呼んでいたからなんですね。
「割る」という言葉は縁起がよくないので「開く」という言葉を用いたため鏡開きとなりました。
披露宴で行われている鏡開きは「幸せな未来を切り開く」という意味が込められています。
鏡は「円満」
開くは「未来」や「末広がり」
という意味もあるため披露宴で行うのはピッタリなんですね。
和風の結婚披露宴では、ケーキカットの代わりに行われたりする人気の演出です。



いかがでしたか?
1月11日は父親の誕生日でした。
子供のころ、なぜ父親の誕生日だけ「鏡開き」などど言っているのか?と思っていましたよ(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!